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「考えがブレることは悪いことじゃない」ブレは人生を豊かにする!?

アイキャッチ 楽になる考え方
ユミエ
ユミエ

こんにちは!自己啓発本や思考法の本が大好きな、ライターの髙橋ユミエ(@nikoniko_writer)です!

この前した決心を、数カ月後に簡単に変えてしまうことってないですか?

そのような自分を、「なんて自分は軸がブレやすいんだ…」とマイナスに捉えてしまう人は、意外に多いのではないでしょうか。

わたしもそんなブレブレの軸を持ち、落ち込んでしまう人の一人です。とくに仕事の方向性に関しては、ブレやすい気がしていました。

たとえば、「今年はこういう働き方をしていこう!」と思っても、「なんだか急にこっちの働き方にも興味が湧いてきた!」とブレてしまうのです。

わたしは今まで、それが悪いことだと思って生きてきました。

しかし先日わたしの息子が通う幼稚園で、「先生」兼「心理カウンセラー」をしている先生に相談すると、ブレてしまう自分も悪くないと思えるようになったのです。

そこで今回は、わたしと同じように「ブレることは悪いこと」と捉えてきた方へ、心理カウンセラーの先生が教えてくれた「ブレがもたらす人生の豊かさ」についてお伝えします。

今までブレる自分を責めてきた方は、自分の人生の豊かさに気づき、自分がしてきた選択に自信が持てるようになるかもしれません。

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目標はそのときの状況で変わるもの

ユミエ
ユミエ

先生、今日はわたしの悩みについて相談させてください!

よろしくお願いします!

先生:は~い!お願いします!

ユミエ
ユミエ

さっそくですが、わたしは最初に決めたことをコロコロと変えてしまうところがあります。

その度に自分の選択に自信が持てないのですが、ブレない自分をつくる方法はありますか?

先生:例えばどんなこと?

ユミエ
ユミエ

今の仕事のことなんですが…。

最初は子育てを第一に考えていて、「お小遣い程度に稼げればいいや」と思っていたんです。

でも続けていくうちにどんどん面白くなって、「もっとキャリアアップしたい!」と欲が出てきてしまって…。

ユミエ
ユミエ

子どもとの時間を大切にしたかったはずなのに、子どもを預けて働きたくなっている自分の考えがブレブレで、とっても罪悪感があるんです。

先生:う~ん。目標はそのときの状態で変わっていくものだから、選択がコロコロ変わることを悪いことだと思わなくていいんじゃないかな。

先生:始めは子どもに負担をかけずにできる仕事を探してたけど、もっとできると思ったからお仕事に対する目標を上げたわけじゃない?
目標ってどんどん変わっていくものだし、やりたい仕事に突き進んでいくことはすごく大事だと思うけどな。

自分が今やれることを選択していく

ユミエ
ユミエ

ブレることは悪くないんですね!

ユミエ
ユミエ

でも、前に決めたことと違う選択をするときに、それが正しいのかわからなくて自信が持てなくなるんです。

先生:そうだよね…。実はわたしもそうだったんだよね。

ユミエ
ユミエ

え?先生もそうだったんですか!?

先生:そうだよ~。子どもが小さいときは長く働くことが難しくて、保育園で短時間のパートをしてたんだよね。でも子どもができることが増えてきたら、もっと長い時間働きたいと思うようになって。そのときに、たまたま正社員として幼稚園に雇ってもらえたの。

ユミエ
ユミエ

先生も最初はパートだったんですね!

でもお子さんに手がかからなくなってきたことで、もっと長い時間働ける正社員を選択をされたんですね。

 
ユミエ
ユミエ

それから先生は、心理カウンセラーの資格も取られてますよね?

幼稚園の先生と心理カウンセラーって関連性があまりないように思えますが、どうして取ろうと思ったんですか?

先生:もともとは自分の子育てにやりづらさを感じていて、子育てがもっと楽になったらいいかなと思って心理カウンセラーの勉強を始めたんだよね。

ユミエ
ユミエ

きっかけは、幼稚園とは関係なかったんですね!

先生:そうなの。でも幼稚園で働くようになってから、一緒に働いている若い先生のような”子どもを惹きつける魅力”にはかなわなくて…。そうしたら若い先生たちとは違うスキルがほしいと思ったんだよね。

先生:それがきっかけで、「幼稚園に来られるお母さんたちのカウンセリングができれば、すごく素敵な幼稚園になるな」と思うようになって、心理カウンセラーの資格を取ったの。

ユミエ
ユミエ

そうなんですね!

先生も人生のステージで、やりたいことや目標が変わっていたとは…。

その都度、自分が今やれることを選択していくことが大事で、目標がブレることは悪いことではないんですね!

ブレることで得られるものもある

ユミエ
ユミエ

なんだか、ブレることは必ずしも悪いことではない気がしてきました!

先生:ブレることに罪悪感をもってきたようだけど、道を逸れたところで得られるものもあると思うの。一度道を逸れてから戻ってきたときに、ブレたときの経験を生かせることもあるから、無駄な経験にはならないのよ。

先生:ずっと真っ直ぐの道を通ってると、脇道に綺麗な花が咲いていても気が付かないでしょ。でも色々ブレて迷った人って、迷った先で出会ったものを取り入れる力があると思うの。

ユミエ
ユミエ

素敵な考え方ですね!

たしかに、前職のスキルが現職で役立つことってありますよね!

先生:前職のスキルが生かせるだけじゃないのよ。
ブレたことで、「やっぱり私がやりたかったことは、元の道だった」って気付けるメリットもあるのよね。

ユミエ
ユミエ

たしかにそうですね!

目標がブレながらも自分で選んだ道を進んでいけば、寄り道して得た経験を生かせるかもしれませんね!

ブレることって、人生を豊かにする可能性もあるんですね!

選択の軸は「自分の墓石に書いてほしいこと」を参考に

ユミエ
ユミエ

でも、どうしても自分の選択に自信がもてないときってありますよね。

そんなときは、何を軸に選択すればよいと思いますか?

先生:メンタルトレーニングの一つなんだけど、「自分が死んだときになんて墓石に書いてもらいか」を考えるといいよ。「〇〇な人、ここに眠る」みたいな。〇〇の部分に入ることが人生の目標になるの。

ユミエ
ユミエ

そうか!

成功や失敗を考えて選択を悩むよりも、「その選択が人生の目標を達成できるものか」に注目した方がいいんですね!

先生:そうそう!

ユミエ
ユミエ

わたしの場合、「失敗を恐れずに、何事もチャレンジしてきた人」と墓石に刻んでもらいたいです。

たとえそれを軸にして選択した先で失敗しても、「失敗を恐れずに、何事もチャレンジする」という人生の目標はクリアできるから、ブレることに罪悪感を持たなくなれそうです!

先生:そうだね!その考え方、いいと思う!

まとめ:ブレてもいい!自分の人生の目標を軸に選択していこう!

今までわたしは、ブレることが悪いことだと思ってきました。

しかし、人はそのときに置かれている状況しだいで「目標」や「できること」が変わってくるので、むしろブレることは当たり前のことなんだと気づきました。

ブレて寄り道した数ほどさまざまな経験が増えるので、むしろ人生が豊かになり、次に進むステップで役に立つこともあるかもしれないのです。

大切なことは、「やりたいこと」や「できること」を整理したうえで、自分が今できることを選択することなのだと思います。

しかし人生は選択の連続なので、「こっちを選んだ方がいいかな」「失敗したらどうしよう」と不安に思うこともたくさんあるかもしれません。

そんなときは、「自分が死んだときに、どんな人物だったと周りから思われたいか」を軸にしてみてください。「死んだときにどう思われたいか」が自分の人生の最終目標となり、選択するときの軸になってくれるはずです。

こちらの記事では、やりたいことが多い人がどうやったら幸せな選択ができるのか、より具体的な方法を書籍を参考にして紹介していますので、参考にしてみてくださいね!

人生の目標という道しるべを手にして、今できることを選択してきましょう!