こんにちは、PMSやHSS型HSPで生きづらさを感じながらも、充実した人生を送りたいとおもっているユミエ(@nikoniko_writer)です!
先日Twitterでこんな投稿をしたら、共感してくださった方が何人かいました。
忙しいときには「給料が下がってもいいから、もっとゆっくりしたい」とおもい、ゆったりペースで働けるようになったら「もう少しバリバリ働いてお金ももっとほしい」って思っちゃう😂
— ゆみえ@HSS型HSPとPMSでもがきながら、ゆるく生きる人 (@yumiesunny) November 7, 2022
私ってなんてわがままなんだって思うけど、好きなときに近所の自然をゆっくり眺められる今が愛おしい。
忙しい時には給料が減っていもいいから時間がほしいと思って、時間ができたら今度はお金がもっとほしいと思ってしまう。
今回はこちらになぜ共感する人が多かったのか考えてみました。
HSS型HSP特有?次々に変化する理想にあたふた
わたしは2021の1月から2022年の5月までの間、とある企業で正社員のライターとして働いていました。その企業で働く前はフリーランスでライター活動をしていて、子供が帰宅するまでの間だけ働くという時間にゆとりのある生活をしていたのです。
なぜ時間にゆとりのあるフリーランスという働き方から、忙しい正社員になることを選んだのか思い出してみました。
一見、子供が帰宅するまでの間だけ働けるなんてうらやましいと思う人もいるかもしれません。わたしもライターを始めた当初は、こんな働き方ができるなんてラッキーだと思っていました。
でも、数年続けると仕事に慣れてきたからなのか、はたまたHSS型HSPの飽き性が原因なのか「子供を預けてバリバリ働いているママってかっこいい!私も正社員になってスキルアップして、もっと稼ぎたい!」と、今の生活に物足りなさを感じるようになりました。
もー、どうして急に物足りなくなるのか、自分でもよくわからんのですよ。
正社員になりたいと願っていたら、Wantedlyでたまたま見つけたある企業にパートとして採用され、半年後には仕事ぶりを認めてもらい正社員として採用をしていただくことに。
その時は願っていたことが叶い、幸せの絶頂でした。
これがわたしの理想の働き方だ!
そう思ったんですが……。
そこから私は地獄を見ることになります。
「理想≠価値観」見誤ったわたしが見た地獄
正社員で働き始めると同時に、子供を学童保育に預けることになりました。朝はバタバタ、17時半までほぼ休憩なしで働き、あっという間に子供のお迎え時間。
そのあとは子供の宿題につきあい、夕飯を作り、食べさせ、寝かせるまでずっと子供にガミガミ言い続ける毎日……。
気付いたらかっこよく働くどころか、子供に当たり散らし、自分の時間もろくに取れずに悶々とする日々を過ごしていたのです。
あれ?おかしいぞ!これがわたしの理想の働き方でしたっけ?
薄々感じてはいたものの、「世のワーママたちはみんな味わっていることだから……」と、違和感に蓋をしてしまいました。
すると追い打ちをかけるように、まったく経験のない仕事のディレクターに抜擢され多忙に。スキルアップできる嬉しさもあったのですが、わからない事だらけの中で誰にも助けを求められず、一人でプレッシャーと戦ってきました。
そんな日々を半年ほど続けていた2021年が終わる頃。
四六時中、仕事のことが頭から離れず、寝ても夢の中で仕事をする日々。子供に話しかけれられても上の空。運動もろくせず、子供が寝たらソファーに横になっていつの間にか寝落ちるという、ヤバイ生活が常態化していました。
するといつしか、
私って何の為に働いてるんだろう。
もう働きたくない。
お金に余裕はできたけど、自分の時間も子供との時間もろくにとれない。
私って何のために働いてるんだろう。
こんな毎日になんの価値があるんだ!!
と毎日考えるように。
それでも半年間ずるずると働きましたが、適応障害になり2022年5月に退職しました。
それで初めて、わたしが夢見たかっこいいワーママ像は単なる理想であって、本当に大切にしたかった価値観とは違っていたことに気づいたんです。
やっとですよ……。
そこから1ヵ月ほどゆっくり過ごすことができ、また働きたい気持ちが湧いてくるまでに回復しました。そして2022年11月現在は、再びフリーランスのライターとして子供が学校から帰宅するまでの間だけ働いています。
収入はかなり減ったけど、朝はランニングする余裕があって、子供が帰ってきたら楽しく会話できる余裕もある。子供が寝た後は、仕事のことは忘れて趣味の読書に没頭できる。
こんな毎日が送れている自分は、本当に幸せなんだと気付けたのです。
忘れた頃にやってくる”理想からの誘惑”に負けないために
今の幸せに気づいたわたしは、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし。
こうやってハッピーエンドに終わったらいいんですけどね(笑)
それで終わらないのが、わたしなんですよ。
フリーランスライターを再開して5カ月が経った現在のわたしはというと、Twitterにも投稿した通り、もう少し稼ぎたいと思い始めています(笑)
ほんと人間ってアホですよね。あんな苦労したのに忘れてしまって、理想からの誘惑にフラフラ近寄りそうになってしまうんですからね……。
でも今度は理想からの誘惑に負ける前に、今の自分の生活が幸せだということに、ある方からのリプライで気付くことができました。
Twitterの投稿に「自然の中でゆったりが私の理想なので、ゆみえさんの暮らしがめちゃうらやましいです」とリプライしてもらえただけなのに、
確かに。この生活がわたしの理想だったし、大事にしたかった価値観だったじゃん!
そう気づけたんです。
この家に住むことを選んだのはわたしだし、今のこの生活を望んだのもわたし。「わたしって結構幸せな生き方を自分で選んでこられてるんだな」と感じられました。
だからもし、「もっとこうだったらいいのに……」という理想からの誘惑に負けてしまいそうなときは、何気ない日常をTwitterやブログに投稿してみるのもいいかもしれません。
あなたにとっては何気ない日常も、誰かにとっては価値のある理想の状態であることに気づかされるかもしれません。
そして、
もともとわたしもこの生活が理想だったんじゃん!
そんなふうに、自分がもともと大切にしたいと思っていた価値観を思い出せるかもしれませんよ。
今のあなたは幸せですか?
わたしみたいな地獄を見ないように、今ないものを探して手に入れようとする前に、今あるものの価値を見直してみませんか?
このブログは、わたくしユミエが自由気ままに「本から学んだこと」「日常で得た気づき」「気持ちが楽になる考え方」について発信しています!
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