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「自分に必要なことは、向こうからやってくる」。美大卒ライター・エダユカさんのチャレンジの軌跡

アイキャッチ 人生取材記事

こんにちは!取材ライターの髙橋ユミエ(@nikoniko_writer)です。

わたしが所属しているライター集団「ライター組合」には、さまざまな部活動があります。アイキャッチを制作してレベルアップすることを目的とした「アイキャッチ部」では、日々レベルの高い作品が生み出されています。

中でも、部長を務めるエダユカさん (@edast2d0u0b) が作成するアイキャッチは、デザインレベルが高いんです!!

実はこの記事のアイキャッチも、エダユカさんが作成してくださいました(エダユカさん、ありがとうございます)!

どうしてこのようなデザインができるのか調べてみると、美大卒という輝かしい経歴が!しかし現在に至るまでには、さまざまな経験を乗り越えられてきたそうです。

そこで今回は、

  • 美大卒からライターとして活動するまでの軌跡
  • 辛い経験を乗り越えさせてくれた本
  • アイキャッチをデザインするときのポイント
  • 新しいことにチャレンジするときの基準

などについて、お伺いしました!

エダユカさんが、さまざまな経験をされた中で得た「生き方」から「デザインのコツ」まで、幅広くお伝えします!

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お母さんが好きな着物のデザインがしたくて美大を目指す!

わたし
わたし

美大ご出身なんですね!何か目指されていたことが、あったんですか?

エダユカさん:絵を描くことが好きだったので、中学生の時には美大に行くことを決めていました。

「何を専攻しようか」となったとき、絵を描くことよりも好きだった「”着物”に関係する仕事をしたい!」と思い、美大の染織専攻を目指しました。

卒業後は、めでたく呉服の製造卸会社に就職できました!

わたし
わたし

どうして着物を好きになったんですか?

エダユカさん:私の母が、着物を着るのが好きだったからです。絵を描いて食べていけるのかわからなかったので、着物のデザインをすることにしました

わたし
わたし

なるほど!美大では染織専攻を専攻して、呉服店に就職されるとは!夢を叶えられてすごいですね!当時はどんな仕事をしていたんですか?

エダユカさん:着物のデザインの企画を中心に、営業・事務の仕事をしていました。

憧れの呉服関連企業に勤めるも、自律神経失調症に…

わたし
わたし

憧れの呉服関連企業に勤められたとのことですが、なぜ今はライターのお仕事をされているのですか?

エダユカさん:呉服の仕事は楽しかったんですけど、自律神経失調症になってしまって…。

ストレスの原因はよくわからなかったんですが、着物の配色を決める時に、色のバランスがおかしくなったり、度々めまいを起こすようになったんです。

デザインするのが仕事だったので、それができなくなってしまったために辞めてしまったんです。

わたし
わたし

お辛い経験をされたんですね…。お仕事を辞められたあとの症状はどうだったんですか

エダユカさん:

  • 昼間は眠いのに、夜は寝られない。
  • 何をしても泣けてくる
  • 死にたい
  • なにか嫌なことがあると、恐ろしく落ち込む

などの、うつ症状がひどくなりました。

1年くらいは仕事をせず、ごろごろしていることで体は良くなってきましたが、

  • 長時間の集中力が保てない
  • 緊張(ストレス)に弱い

などの症状がなかなか良くならなかったんです。

辛かった経験を乗り越えさせてくれたのは本との出会いだった

わたし
わたし

どのように辛い経験を乗り越えていかれたのでしょうか。

エダユカさん:ずっと誰かに、助けて欲しいと思っていました。ですが、「誰かをあてにしたり、外からの力を願っていたりしてはだめなのでは」と、なんとなく気づいたんです。

気づいたことで、自分でなんとかしようと、自己啓発本などを読んでみるようになりました。すると、だんだんと症状が良くなってきてきたんです。

今は、

  • 無理をしない
  • ストレスをためない
  • 早く寝る

といったこと心掛けていて、症状が出ることはなくなりました。

わたし
わたし

自己啓発本!具体的にどのような本を読まれたんですか?

エダユカさん:すぐに落ち込んでしまう性格をなんとかしたくて、スピリチュアルな本などを読みあさりました。そのなかで、助けられたなと印象が残っている本は5冊あります。

1. ツキを呼ぶ「魔法の言葉」

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辛いことに対しても感謝するポイントを探し、「ありがとう」と言うようになりました。すると前向きになれ、ストレスも軽減されるようになりました。

2. あの世に聞いた、この世の仕組み

あの世に聞いた、この世の仕組み
ごくフツーのサラリーマンの「僕」はうつ病による記憶障害に陥ってしまいました。 その病気を治そうとお医者さんにもらったキツーイ薬を飲んだところ、突然、守護霊と話ができるようになってしまいました。 そして、黄色いシャツを着た関西のノリの守護霊は...

3. 神さまとのおしゃべり

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「早く元気にならなきゃ」というプレッシャーを感じていましたが、それから解放された本です。「もっとこうしなきゃ」というのが無くなったら、生きるのが楽になりました。

4. 心配事の9割は起こらない

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「起こったらどうしよう」という心配が減ったら、生きやすくなりました。

5. 幸せいっぱい シンプル・スピリチュアルレッスン

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グラウンディングというものをこの本で知り、するようになりました。不安やストレスから解放され、すっきりし、落ち着きます。

わたし
わたし

スピリチュアルな本が多いんですね!

エダユカさん:精神論の本も少し読みましたが、私はスピリチュアルなやり方のほうが、しっくりきましたね。そう思ってからは、スピリチュアルの本の方へ流れていきました(笑)。

ライターをはじめたキッカケは「書くことが面白いと感じた」から

わたし
わたし

今では回復されてライターのお仕事をされていますが、ライターを始められたキッカケは何だったんでしょうか?

エダユカさん:呉服関連企業を辞めてからは、フリーターで勤務、結婚、子育てと色々なイベントがありました。子育てが落ち着くと、広告代理店でパートタイマーとして働き始めたんです。

そのときに、クラウドソーシングに出会ったのがきっかけでした。タスク案件から始めて応募したのですが、合格したのがライティングの案件だったんです。書くことが面白いと感じました。

わたし
わたし

その後、どうしてライター組合に入ったんですか?

エダユカさん: 一人で黙々と執筆していて、クライアントさんから特にフィードバックもいただいていなかったんです。 なので、私の文章は本当に今のままでいいのか悩んでいました。

そんな中、たまたまライター組合の募集を見つけたんです!文章のレベルアップをするために、入会しました!

アイキャッチデザインのポイントは「マネすること」

わたし
わたし

エダユカさんのアイキャッチは、ライター組合のメンバーからの評価が高いですよね!何かデザインするときのポイントがあるのでしょうか?

エダユカさん:実は、わたし自身が「センスあるアイキャッチを作れている」という自信がありません(笑)。しかし、「マネ」することは大切だし、よいデザインを作る上での近道だと思います。

いつもアイキャッチを作り始める前に、ゴールとするデザインをピンタレストなどのWebサイトから探してきます。それをマネして作っていますよ。電車の吊り広告もアイキャッチの参考になります。

わたし
わたし

なるほど!デザインはマネすることから始めるんですね!デザイン初心者の方のために、何か参考になる本はありますか?

エダユカさん:平本久美子さんの「やってはいけないデザイン」は参考になると思います。

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子供の小学校のPTA役員で、PTA広報誌の発行に携わっていたときに出会いました。誌面のデザインは、別の方が担当してくれていたのですが、デザインについて相談されることも多かったので、図書館で見つけて借りたんです。

この本は紙でのデザインについて書いてあるので、広報誌に使えることが多く、かなり助けてもらいました。

「長文には明朝体を使う」「用紙の横幅いっぱいに文章を埋めない」といったポイントは、広報誌にそのまま活用しましたよ。

チャレンジのタイミングは自然にやってくる

わたし
わたし

ライターをしながらアイキャッチのデザインにも磨きをかけていらっしゃいますが、今後どんなことにチャレンジしていきたいですか?

エダユカさん:アイキャッチのデザインが面白くて、バナーのデザインや、LPデザインなども出来たらいいなと考えています。ちょうど、Webデザインの勉強を始めたところです。

2年で呉服店をやめてしまったので、自分の力で稼ぎたいという夢はありますね。

わたし
わたし

着物からアイキャッチ、バナーのデザインとジャンルにとらわれないデザインにチャレンジさるんですね!最後に、エダユカさんが新しいことにチャレンジするときに、大切にしている基準があれば教えてください!

エダユカさん:自分に必要なことは、向こうからやってくると考えています。必要なことがやって来たら、「来たな!」と気づくというか…。そう思ったものには、取り組むようにしています。

自律神経失調症になったときに読んだ、「神さまとのおしゃべり」で参考になりました。

まとめ:直感を信じながら進むことが大切

デザインという好きなことを活かして、幅広いジャンルのデザインにチャレンジしているエダユカさん。

ここまでの道のりは順調とは言えませんでしたが、人に助けてもらうだけでなく、自らの考え方を変えようと努力されてきました

そういった地道で、前向きな努力の積み重ねによって、自然なタイミングでチャレンジできる体勢が整ったのではないでしょうか。

何かにチャレンジしようか悩んだ時、直感を信じてみるのも大切なのかもしれませんね!